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土舗装材と「スーパーソル」を使ったロードヒーティングの研究開発
共同研究:地球環境技術研究所・藤建工業
新素材「スーパーソル」の可能性に着目
当社が研究開発に取り組むようになったのは、平成13年(2001年)、知人であった株式会社トリム(沖縄県)の新城社長から、同社が開発した新素材「スーパーソル」を道内で販売することができないか、相談されたことがきっかけでした。
「スーパーソル」はガラスびんや廃ガラスを100%再利用した多孔質軽量素材です。取り扱いが簡単で用途は多彩、水はけが良く、不燃焼に優れており、路盤材としての蓄断熱効果も期待ができるという特徴をもっています。
土舗装ロードヒーティングシステムを開発
平成14年(2002年)から、スーパーソルを活用した新たな自社製品として「土舗装ロードヒーテイングシステム」の研究開発に着手。
これは、スーパーソルの凍上抑制に効果がある骨材を下地に使い、舗装面に遠赤外線効果のある土(今金町)で覆ったもので、土の自然色を生かし、また、雑草抑制にも効果がある土舗装を敷き込み寒冷地用として凍結にも強く、透水性に優れ、融雪水が表面にたまらないため滑らないようになっていて高齢者にもやさしいものとなっています。
建設業等経営資源活用事例集「建設業新たなる挑戦2006」に掲載されました。